壁紙の補修方法

壁紙のリメイクシートで汚れ隠し

壁紙に貼るリメイクシートはご存知ですか?

DIYブームの影響もありダイソーなどの100均やホームセンターにもDIYコーナーが設けられて置いてあります。

張り替えシートや汚れ防止のもの、ペットの傷防止の保護シートものもあります。また、部分張り替えが簡単にできる、壁紙張り替えシールなどもあります。

壁紙の汚れやペットを飼っている方なら知っているし、もう貼っている方もいると思います。

リメイクシートは、裏面に粘着シールになっているので壁以外にも貼ることができます。

例えば、床や電化製品、家具類にも貼ることが可能です。

リメイクシートの注意点

手軽に貼ることのできるリメイクシートですが、貼る前に注意点に触れておきます。

簡単に貼れて簡単にはがせるのが使い勝手が良いのですが、貼り方や貼る場所によってはきれいに剥がせなくなることがあります。

最悪、所有の自宅であれば失敗してもなんとかなりますが、賃貸住宅の場合ですと、ほぼ退去時に壁紙の修繕費を求めれます。

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また、粘着シールが劣化すると剥がしにくくなります。1年くらいで張り替えるのが、壁紙を傷めないコツだと思います。

弱めの粘着シート

弱粘着のリメイクシートがあります。これならビニールタイプの壁紙に貼ることができますので、賃貸でも使えます。

壁紙の上から貼ることができるので、イメージチェンジしながら汚れ隠しもできます。

強めの粘着シート

強粘着のリメイクシートがあります。こちらは粘着性が強いので、賃貸の場合は壁紙に貼るのは危険かなと思います。

水や傷に強いので、壁紙以外の扉やお風呂、キッチンなどにワンポイントで貼るのが良いと思います。

シートの貼り方

貼る時の注意点としては、シートは少しづつ剥がすこと、空気をしっかり抜くことです。

ここに注意

・シートは少しづつ剥がす
・空気をしっかり抜く

必要なモノ

  • シート
  • カッターかハサミ
  • ヘラ(できればゴム製)
  • 雑巾
  • 壁紙用のローラー

空気を抜くためのヘラ、しっかり圧着するためのローラーがあるときれいに仕上がります。

貼り方

  • 貼る箇所を雑巾できれいに拭いておく。油汚れがある場合は取り除いておく。
  • シートの裏のはくり紙を1~2cmほどめくる。
  • めくった部分を貼りたい箇所に合わせる。曲がっていないか注意しましょう。
  • はくり紙を少しづつ剥がしながら、ヘラでシートを押し、空気を抜きながら貼り付けます。
  • 最後にローラーを転がし、空気を抜きながら圧着していきます。

まとめ

最後に裏技があるのですが、僕が不動産屋時代に入居者様に教えていたやり方ですが、

・貼りたい箇所にマスキングテープを貼る。
・その上からリメイクシートを貼る。

なるべく入居者様も賃貸オーナー様も原状回復の負担を減らしてもらおうとしてお伝えしてました。試してみて下さいw

マスキングテープは、シートより粘着力がないので、剥がす際に壁紙を傷めにくいです。
ただ、弱いと言っても糊は劣化しますので、長期間貼り続けないようにしましょう。

隠しきれない汚れや剥がれなどは、ぜひご相談下さい。

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