壁紙塗り替えのポイント

壁紙クロスを塗り替える塗料の比較

壁紙のリフォームには、張り替える以外に塗り替えるという工法があります。

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壁紙を塗装してきれいにするということなのですが、塗り替える場合の選択肢は2つです。

メモ

・業者に依頼をして塗る

・自分でDIYする

この2択です。

最近ではDIYブームですのでテレビや動画でもやり方は学べます。

DIY用の壁紙クロス専用の水性塗料は、ネットで探せば沢山あります。とても性能が良さそうで、色の種類も豊富です。

自分で楽しみながらリフォームしてみたい方もいると思います。

ここでは、DIYでやる壁紙塗り替えの注意点をお伝えしながら、プロの塗り替えとの比較もしていこうと思います。

自分で塗る場合の注意点

①壁紙クロスの種類を調べる

・塗装ができる壁紙クロスは、ビニールクロスです。

・ビニールクロスであれば、壁紙の上から水性塗料を塗れます。

・紙や布製の場合は塗ることができません。

※日本の住宅の壁紙は約9割ビニールクロスが使われています。

②壁紙に塗ることができるか確認

・ビニールクロスでも、撥水・防汚加工されているものは塗ることができません。

・見えない箇所で試し塗りをおすすめします。

※霧吹きで水をかけて弾いた場合、撥水効果がある壁紙です。

③壁紙クロスの傷、剥がれ、汚れの処理をする

・壁紙クロスの傷、穴の補修、クロスの部分張り替え、カビ汚れ落としなどをします。

・ヤニ汚れの場合は、洗剤で落とす、シーラーを塗ります。

・塗料を塗る下地を整えておかないと、きれいに仕上がりません。

④塗り方の注意点

・壁紙クロス専用の塗料は水性ですが、重みがありますので塗りムラに注意します。

・厚塗りをすると、壁紙の凹凸が消えてしまうので注意します。

・市販の塗料は2度塗りを推奨してますので作業時間がかかります。

※1回2時間として4時間ほどかかります(季節による)

・作業は重労働です。途中で心折れても、やめることができませんので頑張りましょう。

・販売ページの塗料の使用目安は、壁紙の状態や塗り方によって変わりますので多めに準備しましょう。

・入居中のまま塗装をする場合、家具・家電の移動、養生をしっかりと行いましょう。

市販の専用塗料について

壁紙クロス専用塗料は、最初に述べたように種類も豊富です。しかし、塗料の性能も様々でどれを選べば良いかも迷うと思います。

これに関しては、アドバイスできることはなく、DIYする方の好みや事情によって変わると思います。

「安くきれいに仕上がれば良い」という場合は、平米単価で300円くらいの塗料があります。

「家族の安全のためにアンチウィルスの塗料が良い」という場合は、平米単価で950円ほどでした。

塗料選びもDIYの楽しみだと思いますので、大いに悩んでください!

「クロスクリアバリアコート」による塗り替え

例えばですが、弊社「とちたてラボ」の壁紙クロスの塗り替えには、クロスクリアという特殊水性塗料を使います。

詳しくは下記を見て頂きたいのですが、

参考クロスクリアバリアコート:壁紙を張り替えず塗り替える!リフォーム業界の新技術

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クロスクリアは、市販の塗料と比べると非常に薄い塗料です。

厚塗りにならないのでムラにもならず、さらに通常の汚れであれば1度塗りできれいに仕上がります。もちろん壁紙の柄、デザインはそのまま再生します。再施工も可能です。

DIYでやる場合に「面倒な」小さな破れ・クロスの剥がれなども補修してから塗りますので、新品同様の仕上りです。

クロスクリア最大の特徴としては、抗菌・消臭効果があります。風邪のウイルスやインフルエンザウイルスを除菌します。有害なホルムアルデヒドも100%除菌してしまうため、アトピーの方も安心です。

こうした抗菌・消臭効果は最低5年間持続します。

まとめ

今回の記事を書くのに、僕もいろいろ市販の塗料について調べてみました。

性能を無視すれば、安いんだなと感じました。

ただ、弊社のクロスクリアバリアコートのような塗料は無いですね。市販のアンチウィルス塗料でも、クロスクリアと比べると350円ほど高かったです。

弊社の場合は、塗料、人件費など含めて平米単価660円(税込み)ですので、時間もあまりない、失敗したくない、人に任せて安いに越したことないという方はぜひ、ご相談下さい。

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