お客様とお話をしていると、よく言われるのが、
「火災保険申請サポートは違法だとネットで見たことがある」とか
「火災保険申請のサポートと代行は何が違うのか?」
業者のパンフレット、ネット記事、SNSなどでも、火災保険の申請で高額の保険金が受け取れることができたと紹介されています。
申請をするだけでお金がもらえる!、となると確かに怪しいと感じますよね。
だから火災保険申請サポートは違法じゃないのか?と不審がられるのだと思います。
この記事ではそんな火災保険申請サポートや申請代行業者が違法かどうかについて調べた上でまとめてみました。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
火災保険申請サポートは違法ではない
はじめに、火災保険の申請をして保険金を受け取ることは違法ではなく、むしろ保険料を支払っている方の当然の権利である、と言っておきます。
違法ではないのに、なぜ違法だとか怪しいという言葉が出てくるのでしょうか?
まず、火災保険申請の「サポート」と「代行」の違いを説明します。この違いがわかるとなぜ違法と言われるのかがわかると思います。
火災保険申請サポートとは、その名の通り「サポート」することです。
火災保険の申請を自分で行うのは、まあまあ面倒な作業です。そうした面倒、複雑、わかりにくい手続き業務を申請のプロがサポートしていくのが火災保険申請サポートです。
大切なのは、申請のサポートはするが、保険会社への申請は「契約者」が行うということです。
火災保険申請代行は規約違反・法律違反の恐れあり
サポートと代行の違いが分かれば、どんな行為がNGなのかがわかります。
2つの違いを簡単に説明しますと、
・火災保険申請サポートは申請行為を契約者自身が行う
・火災保険申請代行は申請行為を含めすべて業者が行う。
契約者が申請するのか、業者が申請するのか、ここが問題の分かれ目です。
火災保険申請サポートは合法となり、代行業者はNGとなるのです。
(NGと言ってるのは、状況により規約違反さらには法律違反となる場合があるからです。)
ですので、代行業者にすべて丸投げしてしまうと保険金が下りなかったり、場合によっては罰則を受けることもあるので注意が必要です。
きちんと保険金を受け取るためには、自分で申請をするか、もしくは優良な火災保険申請サポート業者に依頼することが必要です。
火災保険申請代行の法的問題点
火災保険申請代行のトラブルでよく耳にするのは、「経年劣化を災害による破損」とするケースや「老朽化している箇所を故意に壊して申請しよう」とするケースなどです。
このような場合、刑法の詐欺罪や器物損壊罪にも抵触するかもしれませんので、火災保険申請代行業者が勧めてきた場合は断るようにして下さい。
また、申請をして報酬を受け取る目的の場合、その行為は弁護士でなければできないとのことです。弁護士資格を持っていない申請代行業者であれば、非弁行為になるということですね。
最後に
火災保険申請は、契約者が一人でやる場合は難しいと感じるかも知れません。また、損害を受けた箇所を見落として申請する場合などもあります。
参考までに、火災保険申請のサポートを使ってみても良いと思います。成果報酬のところがほとんどですから、どのくらい保険料がもらえるかを見てから判断するのもありです。
その場合、悪質な詐欺・違法業者に注意をして下さい。
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参考火災保険申請サポート
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